今日は妻も一緒に行く予定であったが、歯医者での治療で急遽取りやめ。私一人で出かけた。
佛教大の浄土宗新聞提携講座「であいシリーズ講座」、テーマは京の老舗の昔話。講師は花園大学吉村俊子教授。
面白い話がいろいろ出るのかと思ったが、要は教授の実家の松文商店の話。
初めから「北山杉の銘木老舗松文のお話し」とすれば良いのにと感じた。
内容としては以外に面白かった。
銘木とは?要は面白いと思った材木のことで定義はない。
地名の由来がいろいろあったが場所が分からず今一わからない。もう少し地図ででも説明してもらえると新参者にはありがたいのだが。
安政5年(1859年)創業の松文商店は、もともと岩倉の木野(比叡山電鉄に木野駅がある)、そこから今の北区鷹峯に移ったとか。
旧愛宕(オダギ)郡での北山杉の生産に従事、最盛期は若狭湾まで自分の土地で行けたとか。
明治期の衆議院選挙で敗北し、財産を使い果たしたとか。
今の「しゅうざんリゾート」はもともと松文商店の職員住宅地だったとか。
光悦寺は、松文の菩提寺。土天井(つちてんじょう)町、黒門町の由縁を説明していたが覚えていない。残念!
また、土天井町の千本通りにある松野醤油は、京都の食糧難のときに、醤油と味噌を生産したのが始まりとか。
桂離宮の昭和の大改修の時に活躍。御幸門、腰掛茶屋の4本の柱(全部木が違うとか)、松琴亭の桁など大いに活躍したそうだ。
資料がないので何となく覚えていることを書いてみた。今度鷹峯をドライブしてみたい。
行きと同様帰りも京都駅まで歩く。概ね片道30分。
帰りは、東洞院通りを南下。五上と六条の間の和泉町にある甘仙堂で、お腹が空いたのでおはぎを食べる。以外に美味しい。
妻に聞くと結構有名な店とか。
つぶあんのおはぎ
黒七味も売っていた
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