2023年4月19日水曜日

4月18日秦野市観光ボランティアと歩く 震生湖と渋沢丘陵散歩

 2023年4月

18日火曜日、秦野市観光ボランティア協会主催のウォーキングに参加した。コースは震生湖(国登録記念物、誕生100周年)と渋沢丘陵散歩。


天気予報は曇り。散歩日和か。

8:39 集合地秦野駅前を出発

駅前の野外彫刻と前だ夕暮(秦野市出身の歌人)の歌碑の説明を受けた後太岳院へ。

8:44 太岳院  

太岳院(たいがくいん)は、神奈川県秦野市の、小田急小田原線の秦野駅より南へ徒歩4分の地に位置する曹洞宗の寺院。
室町時代の天文10年(1541年)、既存の薬師堂をもとに開山。
太岳院は、薬師堂であったものを、1541年(天文10年)に今泉村の土豪が、蔵林寺3世を招いて開いたお寺です。
平安後期の作といわれる木像十一面観音像があり、秦野市の重要文化財に指定されています。
平成19年に世界的に著名な建築家、安藤忠雄氏の設計による本堂に改築されました。
すぐ隣には地元の人々に「太岳院池」といわれる「今泉湧水池」があります。この池は平成18年2月1日に今泉名水桜公園として整備されました。
その隣に位置する太岳院は寺院の静寂と名水と桜を楽しむことのできる貴重な場所です。


今泉湧水池 黄色い花はキショウブか
天気が良ければこの方向に富士山が見える
9:09マラセの神 

今泉の中町には、マラセの神と呼ばれている男性器の形をした道祖神がある。 昔、この地域には男の子が生まれることが少なかったので、男の子が授かるように祈願して1851年<嘉永4>に祭られた。 その道祖神はいたずらによって壊れたので、明治時代に持ち運びのできない大きなものを造ったという。

道祖神の前にある岐神(くなどのかみ)
岐の神(クナド、くなど、くなと -のかみ)とは、古より牛馬守護の神、豊穣の神としてはもとより、禊、魔除け、厄除け、道中安全の神として信仰されている。日本民間信仰において、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が聚落に入るのを防ぐとされるである。また、久那土はくなぐ、即ち交合・婚姻を意味するものという説もある。

9:30  白笹稲荷神社手前に咲いていたうこん桜

9:31 白笹稲荷神社 

神奈川県秦野市今泉にある神社。関東三大稲荷の一社。登記上の宗教法人名称は宗教法人白笹稲荷神社。 創建当初は白篠稲荷という小祠であったと伝えられる。創建年不詳。 近くに秦野の水源地「一貫田湧水」がある。

駐車場に咲いていた御衣黄桜(ぎょいこうさくら)

その横にあったウコン桜


神社で開けれる骨董市の予定表
本殿


10:05 関東大震災で露呈した断層
大山
10:21 震生湖
震生湖を一周した


山藤が咲いていた




震生湖の横に隣接して弁財天がある

日本三大弁財天の総本山である、奈良の天河弁財天の分霊を頂く神社です。
学問、技能、音楽の上達に功徳があり、また女性には愛嬌を授け、美人となり良縁を得、子宝が授かると言われます。

11:35 震生湖でランチ後渋沢丘陵を散歩。関東大震災の埋没者供養塔がある場所に

ある石碑が置かれていた。

11:37 交通量の多い道からハイキング向きの脇道へ
11:39 脇道に入ると自然薯が季節には売られている家があった。

12:01 散策によい道を歩いていくとこんな看板が
12:14 更に進むと渋沢の町が見下ろせる高台に出た
その高台からみた丹沢方面

12:17 道しるべ。このそばに栃窪スポーツ広場があるが特に設備は無いようだ。

この先には日本バイオアッセイ研究センター がある。

独立行政法人労働者健康安全機構傘下の研究所。既存化学物質の有害性評価を実施するために、国によって1982年昭和57年)に設立された。 職場環境における化学物質の吸入曝露形態を模した吸入試験を行う毒性試験施設や、長期吸入がん原性試験を行うナノ粒子曝露装置などの設備を持つ。また、微生物を用いる変異原性試験哺乳類の培養細胞を用いる染色体異常試験、およびげっ歯類を用いる小核試験など、様々な試験を行っている。大規模な吸入施設を有し、がん原性試験等の長期吸入試験ができる日本国内唯一の施設である。様々な化学物質の吸入曝露における生体影響を調べ、国の政策等に貢献している。

12:24 真栖寺(しんせいじ) ハイカーがトイレをかりにくるとかで立ち入り禁止

とか。

12:28 水源にある水神さま
12:30 栃窪会館前にある道標
左の道を行くと頭高山への近道
12:37 栃窪稲荷神社
屋根のマークは何を表しているのか?
12:44 その先の渋沢中学校のそばにある秋葉神社


路上の花

12:53 渋沢神社

当社は建保六年十一月、鎌倉鶴岡八幡宮の若宮を当地に勧請し、氏神とした。古神札(棟札)に「河村菊千代殿代官稲毛越前守拝御百姓中之請助成奉造立一顆弘三歳己」、別の棟札に造営祈願文と元亀四癸酉年を蔵し、天正十九年、御朱印一石五斗を賜う。
 天明の頃、御嶽社より須佐之男之命を勧請した。
 明治六年、八幡宮から渋沢神社と改称し、平成元年四月、本殿、幣殿、拝殿を新築し正面石段及び境内石垣を整備し、更に狛犬等奉納され一新した。




この神社の特色は、本殿を覆殿で覆っている造りになっていること。なぜこうなったのかは不明だが、珍しい。見えている建物が覆殿*。 

*鎌倉に多いのですが、全体もしくは本殿のみを保護する目的で本殿・拝殿等の周りに更に建物を建てている場合があります。 これを覆殿と言います。

12:58 喜叟寺【きそうじ】 

早春には、参道にある梅が咲き誇り、古木が放つ花の香とその美しさが見事です。
この寺には、室町時代中期頃の作で寄木造りの釈迦如来像があります。また、1874年(明治7年)1月から1878年(明治11年)まで渋沢村第142番小学渋沢学校が開かれ、渋沢・千村・栃窪の子供が通学していました。







入り口の左右両サイドにあった

13:23 渋沢駅に到着。ウォーキングは終了。

 天気も結果的に良く、充実したウォーキングになった。幹事に感謝!