昨日は、10時過ぎに家を出て、午後二時からの立命館大学土曜講座参加にために出かけた。
まずは、JR二条駅で降り、押小路通りを行き美福通りを左折し二条城の西側を散歩。
交差点のところに「二条城撮影所跡」を見つける。
美福通りを北上する途中には民部省跡の碑も。
二条城の北西の角からとったお濠
このあたりは観光客なし。地元の人のみ。
二条公園を越えて住宅街の中に「京甲冑平安武久」という店を見つける。
中から作業をしている音が聞こえる。健在だ!
その反対側の京町屋
知恵光院通りから下立売通りへ行くと「京まちや平安宮」という町屋がプレオープン初日。
実は、町屋の斜め前にある山中油店で胡麻油を買ったときに、町屋の女主人が来てこのパンフレットを置いていったもの。早速出かけた。
入口
室内
中な約80年弱前のもので、最低限の改装に抑えているとの説明。
棚の上のあじろ天井
内廊下の壁
応接間の電燈
階段。これは少し広げたが角度は変わらず。2度滑って落ちたとのこと。
本日最初の客ということで、いろいろ説明してくれた。平安京の地図を見ながら「ここはもともと御所があった場所」との説明。300円でお茶と和菓子が付く。
のんびりして最高!
下立売通りを西にまっすぐ進む。円町の手前にあるだるま寺を過ぎ、西大路通りを越えて佐井通りを右折し北上。一条通りとの交差点に、今年8月にオープンした中華料理店で昼食。
海鮮湯麺を注文。細麺。出汁は美味い!
隣のおばあさんは弁当を食べていた。量もある。おばあさん、食べきれるのかとちょっと疑問に!
玄関
満足して更に北上し立命館へ。
今日の講演のテーマ。
小林教授は言いたい放題で、喝采を浴びていた。
特に、120年前の日本の古地図につき、今でも著作権を主張しオープンにしていないと何回も訴えていた。尚、日本以外についてはすでに著作権は放棄している。
台湾は、日本軍が作成した地籍図を大いに活用して土地の活用にうまく利用しており、そのソフトを使って日本でも展開するのが夢と説明。
災害の予測などに大いに参考になる。尚、韓国も利用しているとのこと。
尚、外邦図はほとんどがアメリカ議会図書館にあり、コピーやスキャンをして日本に持ち帰って研究していると説明があり、誰でもネットで見れるので参考にしてはと説明があった。
これからの別の課題は、日本軍が持っていた戦時中の気象データ。今はアメリカ議会図書館に眠っているとか。これを使えば気象データの連続性ができる。
日本ではこのための予算がなかなか取れないのを嘆いていた。
今回も面白い話であった。
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