2014年7月20日日曜日

7月19日茨木と京都産業大

2014年7月20日日曜日9時42分 (続き)

昨日は、朝8時37分の大津発にのり10時からの茨木市立生涯学習センターのセミナーに参加。
途中の春日神社に立ち寄る。
蝉の声が凄い!!夏本番という感じ。


今回は立命館いばらぎ講座の第三回目。川端康成の「古都」を読んで。
三枝講師はなかなかの人。感性が素晴らしい。聞いていて楽しかった。
下京区太子町にある秦家がモデル。
もともとは江戸時代から続く薬問屋。お父さんが亡くなって廃業。その後ぎ京町家である自宅を公開している。
キリシタン灯篭も坪庭にある。再度古都を読んでも良いかと。
川端康成の感性に三枝講師はすごい連発!!


11時半に飛び出し、急いで出る。12時7分発のJRに乗り京都で乗り換え丹波口で降りる。
10分前に何とか到着。

先週土曜日の続きのナショナリズムの講座。
第三回と四回。質疑応答。
これはこれで考えさせられる講座。

ナショナリズムの怖さをつくづくと感じた。政治に使うことの愚を中国や韓国は考え直して欲しいが、持ち出さないと国内が収まらないのだろう。

話の中で興味深い点。
チェコプラハの春の主役ドプチェクが追放されたが、ソ連の友人ゴルバチェフがその意を受けソ連でプラハの春を演出しようとしたが、時すでに遅く結局崩壊してしまったと。

第二次世界大戦終戦後、欧州ではドイツ人ということだけで民間人の区別なく何百万人も虐殺された。チェコは国内のドイツ人全員を国外追放した。
これに比べ東アジアでは終戦後日本人に対しての虐殺は起きていない。
欧州から見ればなんとラッキーなのかということらしい。欧州では戦争に負けるということは虐殺されても当然という認識。

集団的自衛権について、鳩山政権が活用するとなると大いに不安になるがとの意見を言いながら、考えて欲しいのはと次の点を言っていた。
戦中シンガポールは偶発的に日本軍
による大虐殺があったが、それにもかかわらずシンガポールは現在の国際情勢を冷静に考え賛成している。オーストラリア、フィリッピンも然り。そのことをメディアはもっと取り上げ議論すべきだ。
中国、韓国は取り上げて欲しくない事実が多く、意図的に取り上げていることをよく考えて欲しいと。特に韓国は韓国併合中に国内で独立運動は全く起きていない事実は特に隠したいらしい。

なかなか面白いセミナーであった。

帰りは徒歩で京都駅へ。歩いていたら櫛笥通りに京湯葉の店「湯葉弥」を偶然見つけた。
こんなところに!



1 件のコメント:

  1. 「古都」なつかしいですね。昔岩下志麻主演で映画化されたのものを観た事があります。綺麗だったな〜^^ 何を隠そう「昔の」岩下志麻のファンなのでございます^^
    山口百恵主演でも映画化されてますね。こちらは引退記念なのだとか。
    ----------
    ところで、ナショナリズムの講座の方で、終戦後日本人に対する虐殺がなかったと講師の先生が話されたようですが、実際には規模は大きくないけれども、満州〜朝鮮半島では、特に引き揚げのどさくさに襲われて命を落とされた方が20万人前後いらっしゃると本で読んだ事があります。そういう方達の記録は、いくつか本になっていますので、図書館に行けば何かあると思います。しばらく前には日本への逃避行を描いた「竹林はるか遠く」という本がアマゾンでも相当売れてました。

    返信削除