2014年2月27日木曜日

2月25日老人ホーム講座

2014年2月27日木曜日8時9分 雨

25日火曜日大津消費生活センター・消費者団体「くらしの泉」共催事業の消費生活講座
   「学んで知って老後不安を吹き飛ばそう 有料老人ホーム・高齢者住宅のメリット・デメリット」
に出席。
私以上の年齢の女性が8割以上を占めた超満員の講座。申し込みを断ったとも主催者側は言っていた。私はまだ若いという感じで違和感が若干あったほど。

説明者曰く、なかなか複雑なのが施設の種類。

厚生労働省所管の施設
・介護保険施設  
   特別養護老人ホーム  一番安いが、重度によって入所が決まるため入所待ちが多い。
                  今は要介護1以上だが3以上に変わる予定。
   老人保健施設      一時的な入所で最長3ヶ月で退院
   療養型医療施設    24時間医療が必要な患者
・福祉系施設
   ケアハウス        生活相談と安否確認しかしないので本当はケアレスハウス。
   認知症高齢者グループホーム  9人までの定員
   有料老人ホーム    介護付き、住宅型がある。 

    
国土交通省所管の施設
・住宅系施設   
   サービス付き高齢者住宅(サ高住)  
      
      2年前に法律の改訂でできた施設。
      不動産会社が遊休土地対策で提案。全国で増加中だが、オーナーが経営ノウハウなく
      杜撰な管理体制のところが多い。まだ介護保険施設等を併設している業者か社会福祉
      法人が経営しているところはまだまし。
   分譲型シニアマンション
      管理費が高く、入居している業者も退去したりして、現在売りたくても売れない状況のとこ
      ろが多い。売れなければ高額な管理料を支払い続けなければならない。相続後も管理費
      は払わなければならず、相続時の大きな問題となっている。

特色の中で一番注意する点は介護保険の適用
 
有料老人ホームでも介護付きと住宅型の二種類がある。違いは介護保険の適用の違い。
介護付きは「特定施設」、住宅型は「居宅サービス」。
特定施設であれば、一定額(1割負担)で介護が受けられるが、居宅サービスでは一定額までは一割負担だがそれ以上は全額負担となる。

要は元気なうちに住居できるのは住宅型有料老人ホーム。介護が必要になったら住宅サービスを受けるか、介護型に移る必要がある。問題は住宅型で支払った高い入居金は償却期間後は一銭も戻ってこず、さらに入居金が必要になること。
今回の講座は入門編とか。いろんな問題点があるので日頃から見学会等で詳細を聞いておいたほうがよいとのまとめであった。
特に最初の電話応対でひどいところは確実に止めた方がよいとのことであった。

介護で子供に迷惑をかけないためにどうするか?
健康な状態で住宅型老人ホームに入居しても介護が必要になったら介護費用が払居続けることができるか?
老人ホームは病院ではないので医療行為を受けなければならなくなったら退去せざるを得ない。その後の入居先、入居費用よ捻出できるのか?

先はわからない。なるようにしたかならない!!


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