昨日は京都市伏見区が主催する伏見講座を聞きに行く。
少し早目に出て稲荷駅で降りるが、京都駅でみやこ路快速に乗ってしまい六地蔵まで行ってしまった。東福寺は停るのでアーア勘違い!
京都駅から東福寺駅の間は京都では珍しく相当混み合ったが、約9割は東福寺駅で下車。
込むといっても東京の混み方と根本的に違う。因みに、帰りに稲荷駅に行ったら相当車内が混むのでできれば3、4号車にと何回も放送していたが、来た電車はガラガラ!東福寺駅で相当乗り込んで来るのかと思ったら、東京の銀座線の日中の混み具合よりもまし。
こちらでは電車が込むということを知らないらしい。羨ましい限り。
従って乗り降りのマナーは全くなっていないが。これに慣れなければ相当ストレスが溜まる。
まずは稲荷駅を降り本町通を南下。JRの踏切の手前で左折し古民家が並ぶ細い道を更に東へ。
突き当りを左折すると「ぬりこべ地蔵」がある。由縁を書いたものがなく写真を撮ろうとしたら、隣にある小屋からおばあさんが。何をいうかと思ったら「写真を撮るならお布施を」と強要!
おばあさんが何を主思ったか急に「この地蔵は歯が痛い時に効果がある。遠いところからもたくさんの人が来る」と。要はお布施をと。
そこまで言わなくてもと思ったが、教えていただいた感謝の印にお布施をした。
そのまま南下すると石仏五百羅漢と伊藤若冲の墓があることで有名な石峰寺(セキホウジ)がある。
本堂を出て右に小道がありそこを行くと若冲の墓が
また、戻り小道を登っていくと門がある
木々の坂によく見ると羅漢さんが一杯!さすが羅漢の寺。
石峰寺を出て、昼食に本町通までもどる。すると地元のうどん屋野田屋が。
今月のサービス品という天ぷらうどんを600円で注文したが天ぷら自体はどってことない。何かと考えていたら出汁巻きが300円であるというので注文。
かなり時間が経ってからでてきただし巻きは絶品。秘伝の汁で作ったものとのこと。暖かったせいもあるがうまかった。
伏見講座が催される龍谷大学深草校舎へ。途中の師団街道と第一軍道という名称の道標が。
戦前に陸軍の師団でもいたらしい。その名残を今も残している。
伏見講座のテーマは、伝統の街並みに暮らす-あたりまえの発見!
第3回町家の活かし方-京町家検定に挑戦-
講師は、㈱八清社長西村孝平氏。
京町家の構造や有効活用の話などなかなか内容の濃い話。
京都の町家の特色は「暑い、寒い、暗い」。これを良いものは残してどう解消するかが腕の見せ所。
もともと夏の暑さ対策にすきま風などを利用して解消している構造。構造も伝統軸組構造で今の構造とも違う。
現代人風に改装することを楽しみながら実践している。挑戦もしており町家の証券化も実施。
火事で消滅するリスクを負いながらもよくできたもの。感心させられる。意欲には感服!
終了後、友人が貴社に改装をお願いしているとお話したら、メモもみずYさんですねと。
つい、できれば私も同席したいとお伝えしてしまった。人物に魅力を感じY氏の了解もとらず言ってしまったことに少し後悔。
午後の散策は続く!
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