昨日16日は天気も良く午前中に市の無料参観券を利用して秘仏本尊如意輪観世音菩薩の特別公開している石山寺へ出かけた。
一月に一回利用可能な券だ。有効に使いたい。
京阪島ノ関駅から石山寺へ向かう
電車は坂本へ行く電車
石山へはこの電車
石山寺は結構な人だ!
源頼朝が寄進した東大門の仁王様
本堂へ
手前の毘沙門堂
その前の蓮如堂
石山寺はこの硅灰石の塊の上に建っている
本堂へ向かう階段
階段右手に三十八社の鳥居
中は当然写真禁止。なかなかのもの。
パンフレットの写真で代用
塑像と現在の木造との関係はいまでも良く分からないとか
こんな可愛い石仏が
日本最古の多宝塔
堂は頼朝寄進。大日如来は鎌倉時代で快慶作
江戸時代の住職が金箔を貼り大日如来を建立したとの記述があるのでなかなか重文に指定されなかったが、形等から違うのではとの異説が長くあった。
ある機会に像の中を調べたら快慶作との銘があったので作られた時代がはっきりしたとのこと。
大友皇子がこの地で自害したとのこと。
余談だが東レの園山工場のなかに皇子の近臣の塚もあるとのこと。
園山とは僧の山からきているとの説があるとか
多宝塔
めずらしい形の木が
月見亭
鐘楼
真下から見上げたところ
御影堂
大黒天
ランチは小松家で蕎麦
妻は冷やしとろろそば。
限定10食の荒引きざるそば
塩がついている。そばのにおいがかなり強い
ついでに茶丈藤村で甘いものを
店の壁には如意輪観世音菩薩の絵が
妻はクリーム餡蜜
私は粟餅つきぜんざい
午後からは県教育委員会主催の「千年の美」つたえびと講座。
今回は偶然にも石山寺住職の話。
話しなれていないが現場の人の話なので非常に面白かった。
1.石山寺は僧兵を保有しなかったので、紫式部などの女流作家がきたと。
2.飛鳥の川原寺の石はここの石が39個運ばれたことが分かっている。
砕石は40個であったので一個だけ本堂の下に砕石の跡と一緒に残っている。
その辺りは昔は川があったが道路を作る関係で河を埋めて1メートルほど嵩上げしたと先代の51代の51代目が話をしていたとか。従って縁起にでて来る風景と少し変わってしまったと。
3.本堂の外陣は茶々が寄進して広げて今の形になったと。
他にもいろいろ話が飛び眠気が飛んでいった。
0 件のコメント:
コメントを投稿