2014年6月27日金曜日8時44分 曇
今日のスロージョギング コース:三井寺往復コース 所要時間:32分
昨日は、滋賀県教育委員会主催の文化財講座打出のコヅチに出席。
テーマは、第二回彫刻の魅力と保存修理。
山門自治会馬頭観音(平安時代後期の作、県内最古の馬頭観音)と圓常寺阿弥陀如来像(鎌倉時代、仏師快慶の作)の例
13時半から15時まで。参加者は30人程度と今回も少なかった。
常連の定年組が主体だが、主婦や若い方もいた。
文化財の定義(法律、条例で選定されたものを文化財と定義)から始まり、二例の修理の内容を説明されたもの。
魅力という点では説明がほとんどなかった。
保存修理は、虫食い、欠けた部分の最低限の保存修理が目的で、現在の信仰の対象の範囲を逸脱しないように細心の注意を払っていると説明。
要は、もともとの形よりも今の信仰の対象としての価値を十分認識し、今の信仰の形を壊さないように議論をしながら行ったとの説明。
一体の修理が今回は両方共500万円程度。発注先は美術院。
尚、始めて知ったことでは、一木造りというのは頭部と胴体が一本の木で作られておれば一木造りというのを知った。手や足がつながれていても構わないそうだ。
なかなか保存修理とは何かを具体的に説明され、修理の難しさを具体的に説明されていたのは印象的であった。
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