2014年5月25日日曜日

5月24日京都嵯峨芸術大学と嵯峨散策~2

2014年5月25日日曜日9時16分 曇

(続き)
昨日ランチを食べたうどん屋で聞いた話。

・このあたりの冬と夏は住めたものではない。夏は暑く、冬は寒い。雪は5~10センチは積もる。
 この店の営業は春と秋だけ。秋の紅葉の時期は一日に500人以上のお客。休む暇なし。
・ここは借りているが、売り値は1億円、隣は2億円だそうだ。(落柿舎の横)
 東山と嵯峨野は高すぎる。
・更に、家を建てる場合、コンクリート造りは認められず、本瓦か茅葺き。庭は必須。
 但し補助金が出るとのこと。

話を聞いてから、京都嵯峨芸術大学に向かう。
「京の美意識」をテーマに、今回は「愛宕山と愛宕信仰の諸相」。講師は佛教大学八木教授。

京都が地元の友人Aさんが、以前は毎月愛宕山に登って御札をいただきに行ったと言っていたのが、今でもこのあたりでは行われているとのこと。
勝軍地蔵があり必勝を祈願した神社(例:明智光秀がここで祈願して織田信長を討ったのは有明)であったが、江戸時代になり戦争がなくなり、武士からの寄進が途絶え財政的に困窮。
もともとあった火伏せの神を前面に押し出して、愛宕信仰を大々的にPR。現在に至るとか。

地元の教授が面白おかしく説明をしてもらって大変面白かった。
今度愛宕山に登ってみようと。片道3時間あれば大丈夫とか。

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