今日の午後は、コラボしが21で県教育委員会主催の講座「千年の美 つたえびと要請講座」。
テーマ:仏像の構造と制作
講師:仏師 向吉 悠睦(むこよし ゆうぼく)
寄木造の仏像の構造と制作方法について解説。寄木造は日本独自の手法とか。中国や韓国は石造が中心。
話も大変面白く感銘を受けた。
仏像の見方について質問があった。
講師からは、「技法をみるのではなく仏師が心に秘めて作った全体感を感じてほしい。建物、訪れる人々等を含め、その時何を感じるかで自分にとって良い仏像かどうかが決まる。当然、時間、環境が変わればまた自分の感じ方も変わる」と。
最後に、参加者全員にヒノキをノミで削る体験をさせていただいた。ヒノキは良い香りだ。
尚、ヒノキは10年から20年の間に使わないといけないとか。20年経つと使えないそうだ。
広葉樹は寝かせれば寝かせるほど良いとも言っていた。
丈六佛の構造を分解して見せてくれた。
写真は上下反対だが、今使っているノミ。
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