2013年4月29日月曜日

2013年4月29日月曜日9時00分 晴れ

昨日は、妻の父の米寿のお祝い。お姉さんの家族と当方の家族が出席。
私はトトとお留守番。
ひ孫はおお姉さん側が2人、当方は3人。お母さんも元気で何より。
妻は日帰りでの強行軍!ご苦労様でした。

留守番の私は、午前中はトトと過ごし、午後自転車で坂本へ。さすが延暦寺の門前町。りっぱである。ゆっくり回ると、とても一日では回りきれない規模。
京阪坂本駅に自転車を置き、生源寺、滋賀院門跡、慈眼堂、日吉大社と大社内の八王子山を回った。大杉茶屋で休んで自転車で商店街をのんびりと通り帰宅。4時間の行程。


生源寺は伝教大師最澄の生誕の地。産湯の井戸もある。ここの織田信長が比叡山焼き討ちの際、古老が軍勢に気づき、この寺の釣鐘を連打し知らせた。あまりにも強く打ったのでヒビが入ったので破鐘(われがね)と言われている。


次に日吉神社の大鳥居をくぐり途中で右折し滋賀院へ。
延暦寺の僧侶はもともと生涯を山で過ごしたが、江戸時代になると高齢になると許しを得て里で住むようになった。この住まいを里坊という。もっとも多い時で90ヶ寺、現在は54ヶ寺あり、滋賀院もその一つ。住職は天皇家であったが江戸時代からは大僧正のお住まいとなり今に続いている由緒あるお寺とか。勅使門を有し壁には5本の線が入っている。
庭は小堀遠州作の庭園。また江戸時代の天海大僧正が後水尾上皇より滋賀院の号を賜ったので、天海大僧正の鎧等が置いてある。
外壁がまた良い。穴太衆の石積み。一見の価値がありいまでも美しい。
次に慈眼堂へ。天海大僧正を祀る廟所。きれいな場所で、桓武天皇、紫式部等の供養塔がある。

           
                                   
ようやく日吉大社に。神社で入山料を取られたのには若干ビックリしたが、維持するためには必要かなと後で納得。神の使いであるお猿さんが飼われたいたのにはびっくり。神猿はマサルと読み、魔が去るということで縁起の良いものとされている。御所にも飾られている。
八王子山の金大巌(こがねのおおいわ)に上る。急坂で標高381メートル。ゼイゼイいいながら登った。琵琶湖が一望でき素晴らしい景色。全行程ほとんど急なのぼりで、最後の急な階段には参った。前に歩いていた小学生が幼稚園の時皆で来たと言いていたのを聞いて負けてなるものかと思い、一気に登った。他の人も顎を挙げていたので、ある意味満足!!



さすが疲れて帰りは大杉茶屋で休憩。帰りは下り坂なのでゆっくり帰宅。充実したサイクリングであった

0 件のコメント:

コメントを投稿