2013年4月25日木曜日

2013年4月25日木曜日8時50分 晴れ

昨日は午後京都産業大学の市民講座を聞きに行った。
テーマは「どうする?日本の外交・安全保障」。同大学の法学部岩本誠吾教授の講演。

1.2012年の振り返り
2.2013年4月までの動向
3.日本の安全保障・外交の行方

〇尖閣諸島の国有化宣言
そもそも国有化という問題化といえば大げさすぎる話で、すでに国有化された島や米軍が射撃場として使用している島が存在する。その上でし国の所有でしかない。過剰報道が問題を大きくしためんもある。
本件は習総書記の考え方に基づくものらしきく、習総書記の10年は解決しない問題。
射撃管制レーダーや8隻の海洋船の侵入も日本側からの武力行使を待った罠との見方。要は日本側が先に武力行使をしたと世界に主張したいらしい。
中国の防衛ラインは日本とグアムを結ぶラインと東シナ海のラインを想定し、東シナ海の制海権は中国側がもち、この海域に米軍を入れず太平洋上での戦いを想定している。
政府や海上保安庁が根をあげ日本側の主張が弱まるのを待っている。
これからも嫌がらせはづっと続き、関係が良くなることは考えにくい。
〇竹島や従軍慰安婦
共通の歴史認識づくりを日本側が提案したが戦後については話さないとの韓国側の反応とか。
従軍慰安婦の問題につき天皇の訪韓に伴う謝罪と言っているが、この際天皇を日王といい蔑視の表現をしている。日本側を刺激している。
〇北方領土
司法裁判所に持ち込めれば多分日本側が勝つと思われるが、勝っても日本に引き渡すことはないと考えられる。プーチンは引き分けを想定しており2島返還で終わらせたい意向らしい。
4島返還を言い続ければ絶対に帰ってこない。後は政治または軍事力で取り戻すことになる。
〇台湾
尖閣諸島は台湾のものと馬総統は主張しているが、漁業権問題で解決したことでこの問題を台湾側から主張することはないとのこと。中国・韓国と共同歩調をとることはなくなった。

という趣旨の説明。
共通の歴史認識が作成されないかぎり、それぞれの国に都合の良い歴史認識での主張がこれからも継続されるのは避けられない。このために日本は何をすべきか。
遠慮はせずどんどん国際社会に主張すべきは主張していかないと、最終的に日本は譲歩せざるを得なくなってくる。
やはり日米同盟は最重要。昨年の民主党の対応のまずさが悔やまれる。
なお、普天間基地の移設にかかわる反対運動は地元はそれほどでもないという話もあるらしい。

帰りは、雨の中大宮通から西本願寺の西を通り、龍谷大学の構内を覗き、四条通りで、和菓子屋ふたば豆餅で大福を買い京都駅伊勢丹のデバ地下へ。
16時頃にもかかわらず結構な人。弁当を買い帰宅。

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