昨日は京都女子大学の公開講座に行ってきた。宗教文化研究所公開講座「東山から発信する京都の歴史と文化」15回目で、テーマは、
①保元の乱から平氏政権崩壊までの摂関家について、
②中世~近世における近衛家と島津氏の交流。
京都駅から京都女子大(京女)へは、まず塩小路通りを東へ。鴨川を渡って琵琶湖疏水を見て南大門へ。(左の写真) なかなか立派な門。
門をくぐり、左側が三十三間堂。
実は右側が良い。
まずは法住寺。
後白河法皇が出てくる歴史小説を読んでいると
法住寺殿とも言われたらしい。
その隣には後白河天皇陵がある。以前来たときは開いていたが今日は閉まっていた。
その横には養源院。
淀殿が父浅井長政追善のために、文禄3(1594)年に建立。伏見城落城の際、自刃した鳥居元忠らの血に染まった廊下を移築した血天井がある。俵屋宗達筆の杉戸絵は必見。
天井を見上げると、説明の通り血痕があり、一見の価値は十分。
ここの短い参道を私は気に入っている。
養源院から南大門へ戻り、左折し東大路通りへ。
実は、国立博物館の北側にある方広寺は昔は広大なお寺で、南大門までが境内。昔はこの境内大仏があったらしい。その名残として塩小路通りを大仏通りとも行ったとか。
字が小さいが左にその説明が書いてある。
またこの付近に坂本竜馬が住んでいたともある記念碑がたっていた。発見発見!!
猿はいるのがわかる。
京女の中を歩いていたところ香雪院というお寺があり自由に拝観できる。
入ってみたらなかなかのお寺。素晴らしい灯篭があった。これも一見の価値。
漸く、京女のJ校舎へ。大変面白い話。
藤原氏も内紛で大変。清盛が摂関家の家長となったことが飛躍の原動力となったとのこと。
近衛家も良く現在までつぶれずに来たものだと再認識。島津家の立ち回りも面白い。
帰りは、七条通りを西に向かい、わらじやの前を通り京都駅まで。片道約30分程度。
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