昨日は、まちづくり大津主催の第一回目として「青龍寺で大迫力雲龍図襖絵と大津菓子を楽しむ」に参加。14時から青龍寺で。
講師は、歴史資料館の学芸員。住職は不在でお寺の話がなかったのが残念。
最後に、和菓子屋鶴里堂のオーナーの和菓子についての話を聞きながらお茶を楽しんだ。
参加証
青龍寺は曹洞宗に属し、大本山総持寺の直末寺院。1538年堂宇を創建。
場所は旧東海道から旧北国海道に入ったところ。寺院が多いところ。
門の上の瓦には猫が両端にいた
玄関
門の脇にある鐘堂
玄関を入ると早速柴田晩葉の絵が迎えてくれる
右上に
本尊
涅槃図
大涅槃図と言っているがあまり大きくはないが、結構初期のものらしい。
襖絵はすべて柴田晩葉作(1885年~1944年)
京都市立絵画専門学校卒業後、竹内栖鳳(せいほう)と並ぶ京都画壇の両雄山元春挙に入門。
大津を代表する画家。但し、山元春挙の影響はほとんどなく独自の画風ユーモラスに富んだ画風を特色とする。
吽形の下り雲龍図
四季耕作図 夏
四季耕作図 春
唐獅子図 吽形
唐獅子図 阿形
唐獅子図 吽形
唐獅子図 阿形
雲龍図 阿形の上り龍
四季耕作図 冬
四季耕作図 秋
庭
後援会の十葉会で書いた即席のもの
天井も凝っている
杉戸
本堂の廊下
ウサギを描いた杉戸で、色もしっかり残っているのでガラスにいれて保存している
有名は隠元和尚の実筆のもので、これをもって地方行脚したとか
抹茶の席では鶴里堂のオーナーによる和菓子の話と抹茶が出された。
鶴里堂は、大津市内で戦中唯一政府より砂糖を供給された和菓子屋。餡は大津市内で唯一自家製こだわっているとか。
さすが直末寺だけあって中身の濃い寺院。住職の話も聞きたかった。
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