2017年11月26日日曜日

11月26日大津乗念寺

2017年11月26日日曜日14時32分 曇り

今日の10時から、数日前の京都新聞に69年ぶりに里帰りした木造聖観音立像(重文、平安時代中期の作)を無料開放するという記事があったので、早速出かけた。
京町二丁目なので歩いて5分程度のところだ。





大津歴史博物館の方々の話が済んだ後で自由に見てよいというので写真を撮らせて頂いた。

聖観音立像
平安初期は彫が深い、後期は滑らかになる。
この像は正面は滑らかに見えるが後ろなどは深いので中期の作としたと学芸員の方が説明

 


本尊。平安後期の作



聖観音を横から見る

ところどころに金箔に跡が残る
唇にはまだ特殊な漆が残っている。
もともとは顔一面漆があったが時代と共に剥げてしまったとの説明。


光背はお寺に残こされている。
銘には京都とあるのでもともとは京都から持ち込まれたものかもしれないとの説明。




本尊を横から見る


特に説明はなかったが本尊の後ろにも坐像があった。

当寺にある作品群を調べるきっかけになった掛軸
鎌倉時代らしい
釈迦の下部は後世に書き直したもの。もともとは雲が書かれていたのではと。
 

庭にある灯篭


 元禄時代らしい





帰りに最近できたケーキ屋へ

今回買ったケーキ


 

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