2022年11月27日日曜日10:52 快晴
昨日は南足柄市観光ボランティア協会主催の企画に参加。紅葉の大雄山最乗寺(曹洞宗)
での座禅体験と精進料理を堪能するイベントだ。
「最乗寺 」https://daiyuuzan.or.jp/
今から600年以上前、応永元年(西暦1394)3月10日、了庵慧明禅師という、和尚さんが建てたお寺です。
了庵慧明禅師は現在の神奈川県伊勢原市で生まれ、子供のころから、本を読むことや字を書くことがすきで、昔の学校のお寺さんで一生懸命勉強をして、お坊さんになることを決意しました。 鎌倉市にある、建長寺という大きなお寺でお坊さんになり、偉いお坊さんや、先輩のお坊さんからいろいろなことを教えてもらい勉強をして、現在の京都府や、石川県のお寺などで厳しい修行をして、石川県能登半島にある、總持寺という大きなお寺の一番責任の重いお坊さんになり名前も、了庵慧明禅師となりました。
大雄山線大雄山駅に集合し、バスで最乗寺へ向かう。雨は止み霧が出てきた。
因みに大雄山線は最乗寺に行くために建設されたもの。
紅葉はピークを過ぎたと住職が話をしていた。
まずはバス停から参道経由で紅葉を鑑賞しながら本堂に向かう。
平成15年に落慶した三門。総欅造りの二重門。二階部分には22体の仏像が安置されているとのこと。
階段の上が瑠璃門(表門)
瑠璃門と碧楽門にある杉一枚の引き戸がある。杉一枚でできた引き戸。計4枚ある。
少し晴れてきた。
仏域から神域に入る門にある大天狗
結界門と天狗。右が大天狗で左が小天狗(カラス天狗)
結界門を入り三面殿の手前にある寺で一番大きな杉がある。三面殿の前にある右側のあ形の狛犬。子供に母乳を与えているメスの狛犬だ。
右側のウン形の狛犬
大黒天を祀った三面殿
中庭。これから精進料理だ。
さすが安いだけはある。揚げ物がない!
食後は30分の座禅体験。終了後バス停に向かう。たまには写真を撮ってもらった。
仁王門の下にある珍しい「ウルユス」という幕末から昭和初期まで使われた下剤の薬屋(大阪が本店とか)が寄贈した灯篭。
因みに、加山雄三の「雄」は大雄山から取ったとガイドが説明していた。
徒歩で 家から集合地点の大雄山駅までは豪雨でびしょびしょ。到着後は雨が止み幻想的な雰囲気に。たまにはこんな天気も良い。
しかし、精進料理はまずくはないが物足りない。安いから仕方がないが残念。座禅はなかなか貴重な体験 であった。無我は亡くなった状況で人間無我にはなれないと住職が言っていた。なるほどと感心した。
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