2025年9月19日金曜日

9月19日秦野観光ボランティアと歩く  東田原中丸遺跡くずは峡谷 本町地区の歴史建物探訪

 2025年9月19日金曜日16:16 曇り

昨日までの猛暑から一転涼しい一日の予報。ラッキーな天気予報。

今日は久しぶりの秦野観光協会主催の観光ボランティアと歩く企画に参加。 

朝9時秦野駅に集合だ。



9:29  秦野駅9:05発のバスに乗り、中庭バス停で下車。 

9:34 まずは源実朝の首塚がある田原ふるさと公園へ

 
隣にある東田原中丸遺跡 

公園ではかかし祭りが。

10:10 轟坂   この道の左下に川が流れており、その昔は川音が轟いていたため、この坂を轟坂とよんだ。

10:20 小田急不動産が開発したくずは団分譲地を抜けて、分譲地に隣接したくずは峡谷に到着。
秦野盆地のほぼ中央を流れる葛葉川と豊かな緑に囲まれる峡谷です。
周辺の葛葉緑地は1987年(昭和62年)に「かながわのナショナルトラスト第1号」に認定されました。

秦野盆地にある葛葉川では、峡谷をつくる河岸の崖に粘土質の茶色い地層とそれに挟まる黄褐色や白色の地層がいくつも積み重なっている様子を観察できる。この地層は、約13万年〜12万年前以降に堆積した関東ローム層であり、火山灰や軽石、スコリアなどの火山噴出物に由来する細かい粒子をもととしている。黄褐色や白色に見える地層は、主に西側の箱根火山の爆発的噴火によって空から降ってきた火山灰や火山礫が堆積したものである。




平成7年6月には秦野市制40周年に合わせて峡谷に「くずはのつり橋」が架けられました。
10:59 くずは峡谷の隣にある金比良宮

11:08 乳牛と書いて「ちゅうし」とは普通は読めない。この奥に水神さんがある。
水神石祠
11:15 イ号源泉  ロ号源泉の道を挟んで反対側にある

11:18 城光院  神仏融合の宗教で元は渋沢の大蔵にあったとか。
狛犬ではなくこんなものが両サイドにあった。
    

 城光院のそばにある秦野水道発祥の地。日本で横浜、函館に次いで3番目だそうだ。

秦野の水道は明治23年3月に給水を開始し、横浜、函館とほぼ同時期に、全国的にも極めて早い時期に建設され、簡易陶管水道・自営水道としては日本初(諸説あります。)の曽屋水道を発祥としています。

当時としては非常に珍しく、水道について住民が主体となって、計画を立て、お金を出し合って作り上げたため、当時の方たちの汗と涙の結晶と言えます。





11:30 曽根神社 

おおよそ1,190年あまり前、天長年間の御鎮座とされております。
貴重な湧水地であったため、「水を司る神様」をおまつりしたことが創始であります。


この湧水は、秦野の上水道の歴史上、特筆すべきものです。
往時は、この地域では井戸を掘っても水を求めづらく、唯一湧き出ていた「井之大明神・井之明神社」(曾屋神社の旧称)と、乳牛水神社の湧水の二か所の水源を利用して生活を営んでいました。現在でも古い水路が残されています。年配の方の証言では、ウナギや小魚なども泳ぎ回っていたそうです。

タンスイベニマダラ  赤い藻が見える



11:49 曹洞宗大用寺  

天正十年(1582年)真翁宗達大和尚が開山した、と記録に残っています。
全国でも少ない珍しい鐘楼門をくぐると、目の前には大きな百日紅の木と本堂があります。
この百日紅はお盆の時期には鮮やかなピンクの花を咲かせ、秦野市内の観光スポットにもなっています。



さるすべり


茶筅の筅塚

13:07  ランチ後市内の歴史建物を見て回る。出桁建築の店舗。

出し桁とは、建物の柱や壁などの構造部材を支える重要な要素のひとつで、地面からの高さを出すために設置される横桁のこと。建物の安定性や耐荷重性を向上させる役割があるんだ。


14時頃秦野駅で解散。

久しぶりのウォーキング。曇ってはいたが久しぶりに紫外線を十二分に浴びたせいでちょっと疲れたか。

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